安倍さんの辞任に思うこと
安倍さんの突然の辞任。
マスコミも国民も、党内外からも「無責任」一色の報道。
確かに、タイミングは最悪。これ以上ないという悪いタイミングだ。
理由は、表向きには、「状況の転換」「健康上の問題」。
でも、本当の理由は他のところにあると思う。
たとえば、会社を退職するときの理由。
一番は、「自分のしたいことができない」「評価されない」
二番は、「実力を試したい」
三番は、「やりたいことと違う」
でも、本当の理由は、ほとんど、ほぼ100%「人間関係」だ。
しかし、それを口にだして言う人は皆無。
あなただったら、なんて言う?
安倍さんも実は同じ心境だったのではないだろうか。
「自民党は、私を背中から刺す人間ばかり」
「誰も、私を支援することも、助言することもしない」
「誰も、助けてくれないし、本当に相談できる相談相手もいない」
「そうしているように見えても、実際は腹黒で自分のことを考えているヤツばかり」
「こんな状況では、何をやっても、何を言ってもうまくいくわけないじゃん!」
「足のひっぱり合いの状況で、うまくいくこともいかない状況で、何やっても無意味じゃん!」
こんな、思いがあって、健康上の問題やなんやらに拍車をかけたのだと思う。
私が、今回の一連の動きをみて感じたことは、自民党幹部たちの
「魑魅魍魎さ、したたかさ、腹黒さ」
すべて、自らの利権のために動いているとしか思えない。
本当に国のことを考えていたのは、実は安倍さん一人だけだったのではないかとすら感じてしまう。
麻生さんも、幹事長という立場でありながら、真剣に安倍さんをサポートしていなかったこと、茶番でこなしていたことが、今回の一件で露呈したし次期総理の椅子しか見えていなかったように感じる。
安倍さんは、総理大臣である前に、一人の人間であって、人間としてそうした状況に耐えられなくなったのだろう。
もし、あなたがサラリーマンであれば、想像してみてほしい。
部門長になってみたら、誰も自分の話も聞いてくれないし、会議では非難ばかり、組織の人事は作らせてもらえなくて、部下も自分のいうことを聞かない。課長は、うんうんとうなずくが、実際は何もしなくて、事の運びを見ているに過ぎない。でも、プロジェクトを成功させろとトップ(国民)から尻を叩かれている。
あなたには、どれくらいこの状況が耐えられますか?
健康も害するだろうし、精神的におかしくなってしまいます。
大人の世界のいじめですね。
そういう状況で、総理が退任することより、この日本プロジェクトを成功させるために組織を動かさない、動かない幹部連中の本心の方が怖いと思いませんか?
何のための政治か、誰のための政治か。
真剣に考えている人になってもらいたいし、国民はそういった人を、派閥の力に負けないくらい支持してくべきだと思う。
安倍さんもバカじゃない。この決断は、ギリギリのところで爆発した決断だと思う。
安倍さんは、奥さんにもいえないであろう本心を、一体誰に話し心を落ち着かせるのだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000911-san-pol